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岡山県



桃太郎伝説の里、岡山県です。吉備ではキビダンゴも売ってます。

都会過ぎず田舎過ぎない県であり、道路も鉄道も県内を満遍なく網羅している。
どこへ行くにもそれほど時間のかかる場所は少ない。
中国道と山陽道のおかげで東西への移動は問題なく、米子道で米子・島根方面へのアクセスを確保している。また県東部には鳥取自動車道も開通しているので鳥取方面にも容易に行けるようになっている。
また、瀬戸大橋があるので四国方面へのアクセスも問題ない(鳴門大橋のように車だけでなく瀬戸大橋は電車も通っている)



まさにこの地は交通の要所であり、昔から人の往来は多かったものと思われる。
しかし問題なのは魅力的なスポットが少ないことに尽きる・・・・・・・


一応、岡山城や津山城などが比較的有名であると思われるがなんとなく私の好きな「秘境」ッぽいところが無い。他にも特にこれと言って面白そうなスポットが見当たらないというのも事実なのである。



とりあえずこれは瀬戸大橋です。なぜとりあえずという言い方をするのか、それは瀬戸大橋の大部分が「香川県」に属するからです。
ですので瀬戸大橋に関しては香川県編で触れたいと思います。

初めてこの「吉備」という地に来る前、吉備という漢字も知らなかったし吉備というのが地名だったということも知らなかった。
桃太郎のキビダンゴということで、キビというのはダンゴの種類か何かだと思ってました。それがこの「吉備サービスエリア」に来て考えが覆った。この地がまさに桃太郎伝説の地なのだと。
猿と犬を発見、あとはキジがいれば鬼退治に行ける。


それでは岡山県の地元グルメをご紹介。

津山名物 ホルモンうどんきびだんごラムネ岡山黒豆「どらせん」
ホルモンといえば私の場合厚木のシロコロホルモンですがこのあたりではホルモンうどんが有名なようですこれは昔飲んだことがありますが何度も飲みたいとは思いません。濡れ煎餅のようなやわらかい食感のどら焼きのような煎餅。名物の黒豆の味が良く合うけど普通の黒豆との違いがわからなかった・・・


岡山県の新庄村、ここは人口が1000人にも満たない県内で最小の村である。
古くから出雲街道の宿場町として栄えたその雰囲気は、現代にもその面影を残している。その部分には桜が並木道のように植えられ個人的には岡山県の中でも一番のお気に入りスポットになっている。

宿場町としては古い歴史を持つが、実はこの美しい桜は近年植えられたものだという。
戦争から帰ってくる若者を迎えるために植えたと言われており、その名も「凱旋桜」というようです。


↑手を伸ばせば届いてしまうほどここの桜は低い位置に花を咲かせている。目線と同じような位置で近くに見えるから余計に美しく見えるのかもしれない。


この上の3枚の写真に関してはそれぞれマウスのカーソルを持っていけば画像が変わるようにしてあります。
桜が満開ですがこれを撮影したのは5月1日です、普段どれだけ寒い地方かというのが想像できます。


先ほどの桜の並木道とは別に川沿いにはシダレ桜もある。これはこれでまた違った美しさがあり、たくさんの写真を撮ってきた。



名水百選といえば我が町「秦野市」にも弘法の清水があるが、弘法の清水は現在はそのまま飲むことは出来ず、必ず煮沸してから引用する必要がある。この夏日の極上水は直接飲むことが出来、自由に持ち帰ることも出来る。飲んだ感想としては冷たくてまろやか、たぶん軟水何だと思う。こんな水でコーヒーでも沸したらどんなにおいしいだろう?


コーヒーを飲むなら最高のロケーションで!
ということで近くにある大佐山の山頂でコーヒーを作って飲むことにした。
しかし山頂はとても風が強くこのような場所ではすぐに火が消えてしまう。なんとか3人で防風壁を作り待つこと15分。やっとお湯が沸いてコーヒーを注ぐ。・・・・・・ちょっと失敗。粉が足りなくて麦茶のような色となり味が非常に薄かった(-_-;)


せっかくなので山頂に建つ建物の一番上に登り、大佐山で一番高い場所へ行ってみた。先ほどコーヒーを入れた丸い建物がこんなに小さく見えた。

山頂からの景色と大佐山最高点の写真です。風が強いうえ岩で歩きにくく、滑って落ちそうになってかなり怖い思いをした・・・



山の山頂で風にさらされ体が冷えていた我々は鏡野町にある鏡野温泉へと足を運んだ。
ここはかなり分かりずらい場所にあって辿り着くまでにちょっと迷ってしまった。
着いてみると田んぼの真ん中にある資材置場のような場所で、一見温泉だとは分からない。
ここは聞くところによると、元々近隣の水田のために井戸水を掘りあてようと、穴を掘っていたところ偶然温泉が湧き出してきたというなんとも景気のいいお話。せっかく温泉が沸いたから温泉施設を作ろうと、このような変な立地に出来たとのことです。

泉質はアルカリ性の冷鉱泉であり、お湯に浸かった瞬間に皮膚にぬるぬる感が纏わりつく。いかにも美肌効果がありそうな感じがする。
源泉かけ流しを謳っているが源泉温度は18.9度しかないため加温はしている。しかもその加温の仕方がなんと薪というから驚きだ。
また、ここは全国的にも珍しい犬用の温泉がある(1時間1000円らしい)


兵庫県の上郡から岡山の日生に向かう途中に撮影した何枚かの写真。
こっちのほうの鉄道は電化されてないものが多く、余計な電線がないため写真写りもいい。
残りの写真は何となく掲載。やたら色の付いた池(沼?)と凄まじい狭さの道。


あんな狭い隧道を通ってようやく辿り着いたのがここ、日生(ひなせ)という漁港の町。
B-1グランプリで有名になった牡蠣のお好み焼き(略してカキオコ)が有名ということでネットで探して来てみました。
店の前に御覧のような立派なノボリ旗があったので店に入ってみるとカキオコは今は時期ではないらしく「やってない」とのこと。
それなら外のノボリ旗は閉まっておいてもらいたい・・・・
ただ、ここのお好み焼きはいかにも職人といった出で立ちの親父さんが焼いてくれてとてもおいしかった。
さらに、岡山の津山市のB級グルメである「津山ホルモンうどん」も食べることが出来たので結果は満足。


満腹の状態で今夜の寝床に向かう最中、大文字焼きのようなものが山に見えたので撮影。あれは「ひなせ」と書いてあるんだろう。
今では無料化となった岡山ブルーラインの途中にある道の駅にて陣をはり就寝した。


その道の駅に近くには日本の朝百選に選ばれた景観眺望地というのがある。
そこに行ってみたが先客がおり、ものすごく高そうなカメラと三脚を朝日に向けて熱心にシャッターチャンスを狙っている人がいた。
でもこの真ん中の写真のような朝日は現れず、ガスのかかった朝もやの中の夜明けとなった。
その後は瀬戸大橋を通って香川県へ移動です。




岡山編はとりあえずここまでです。
今後岡山で行ってみたいところとしては四十曲峠・塩釜の冷泉・奥津温泉・笠岡などがあります。見てみたいものはいろいろとあるのでそのうちまた岡山に行ってきます。