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大分県



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この県は観光客は多いが人口は110万人くらいしかいない。また、町村が日本一少ない県でもある。平成の大合併によって多くの町村が姿を消した。
大分県は九州東部に位置し、一部の市街地を除けばほとんどが山地である。
佐賀関半島と四国の佐多岬の最狭部は10キロほどしかないため、九四フェリーが通っていて九州の玄関口とも言われている。
そんな大分県ですがやはり有名なのは湯布院や別府などに代表される温泉地だと思う。実際温泉の沸湯量は日本一であり、国内外からたえず観光客がやってくる。

九重”夢”大吊橋
この橋についてレポートを書くのは少し世知辛い。なぜなら私は橋の袂まで来ておきながら「強風のため今日は渡れません」と言われてしまい涙を飲んだ橋なのだ。
九州の人はまた来ればいいかもしれないが、私は神奈川県から1000キロ以上の道のりをやってきたわけでそうそう来れるところではない。
まだ完成して間もない橋で、観光地としても産声を上げたばかりなので楽しみにしてましたが何年か後に九州を再訪した暁には絶対に渡ってやりたいと誓った。

北方エリアと中村エリアに分かれているが、大駐車場があって賑わっているのは中村エリアになります。通常はこちらから渡って戻ってくるのがポピュラーな渡り方。
一人500円かかりますが、途中日本の滝百選に選ばれた震動の滝や九酔渓谷が見渡せて空中森林浴が楽しめる。
橋データを見て思いましたが、これだけの長大な橋にもかかわらず、幅が1.5メートルしかなく、手摺の高さは1.4mとなってます。これは苦手な人は無理かも?


写真からも分かる通り暴風雨のさなかの訪問でした。

橋のスペックは以下の通り。

2006年の10月に完成し、今のところ(2012年現在)日本一の人道吊り橋となっております。

九重”夢”バーガー

そのまま帰るのはシャクなのでここでもご当地グルメを食べて帰ります。新たな観光地ができるとあわせてご当地バーガーが誕生するのは西日本の最近のトレンドである。佐世保バーガーの成功に追従する形に見えてならないが、この「九重夢バーガー」も本家に負けないくらいの大きさとボリュームがあった。

それにしてもこんな大きなハンバーガーを普通の食べ方で食べられる人はいるんでしょうか?
タバコの箱よりも高さがあるので、私の口には入りません。巨大バーガー攻略の定石通り、まずはキャベツなどのがさばる部分だけ先に食べてから「本体」を攻める戦略で無事に完食!いったい何カロリーあるんだろう?

この「九重”夢”バーガー」については吊り橋の売店だけではなく、近隣の飲食店などでも販売されている。佐世保バーガーと同じく、特に決まった構成というのは無いらしく、店舗によって様々な提供方法があるようです。

この日2度目の九重”夢”バーガーとなるが、鉄平食堂という地元の食堂にお邪魔することになった。
ただ、店に入って注文しようとすると、パンを卸している業者が潰れてしまったようで現在バーガーの販売を見合わせているとのこと。
またしてもお目当てのモノにありつけない、なんという不運!


仕方なく鉄平食堂オリジナル焼きそばをいただいたが、これがまたメチャクチャうまい!独特の食感でまた食べたくなるような味でした。


大分県の唐揚げ
各県にはいろいろなB級グルメ・ご当地グルメがある。九州もざっと思いつくだけでも様々なレパートリーが存在し、福岡の博多ラーメンや明太子、佐賀の梨や長崎は佐世保バーガーにカステラ、熊本の馬刺しや宮崎のマンゴーと地鶏、鹿児島なら芋焼酎が有名か。
大分県では「唐揚げ」がそれにあたり、日本全国どこにでも売ってるし、家庭でも油があれば作ることもできる。そんな一般的かつ庶民的な唐揚げが有名ということで「ぐるなび」でもトップレベルの人気を誇るという有名店にやってきた。その名も「TORIAN」といい、チェーン展開までしているという。

まず驚いたのは唐揚げを専門に提供する店舗が存在するというところ。しかも左の写真はどうだろう、どう見ても四国のお遍路さんを模したものに間違いない。
しかも「大分食巡礼 からあげ88箇所巡り」とは、聞いただけで胸焼けしそうな旅である。
当然のように作りおきではなく注文を受けてから揚げるので、注文から15分ほど時間を要する。店内にも外にもベンチが置いてあり、夕食前には主婦が買いに来ることが多いらしい。
ようやく名前を呼ばれて15分待ちで唐揚げをゲット。食べてみたら納得の美味しさです。ただでさえ美味しい唐揚げを出来立てでいただくのが最高の贅沢です。
大分に来たら温泉ばかりではなく唐揚げも是非食べていってほしい。


ちなみにこの日の夕食は唐揚げ定食をチョイスしました。一日中大分県にいたので一日中唐揚げを食べていた気がします。
テイクアウトまでしてしまい、時間をおいてデザート替わりの唐揚げを食べて就寝しました。なんて不健康な一日だろう。
運動しない割には相当なカロリーを摂取してしまった気がします・・・・・


ガンジーファーム

つづいてはまたしても食べ物関連です。地球上で一番贅沢なミルクを使った日本一おいしいソフトクリームがあるというので寄ってみました。
日本一という言葉にすごく弱い私です。


確かにここのソフトは美味しいと思う。でも最近は日本全国、ソフトクリームの味が向上してきているように思えてならない。
時代の変遷とともに乳製品の質が向上しているのか知らないが、私が子供の頃と比べてソフトクリームの物価が上がっているような気もする。
今、サービスエリアやこのような牧場でソフトを頼むと300円以上はすると思う。でも私が子供の頃は250円でも「高い」と思った記憶がある。
多少高くても安心で美味しいものを口にしたいという国民性に倣った変化なのかもしれません。
でもマクドナルドのソフトツイストは100円ですが十分あれも美味しいと思う( ´▽`)


木精座
耶馬渓エリアにある喫茶店ですが、その外観及び内装が独特なので紹介することにしました。

この喫茶店は廃校になった小学校がそのまま使われており、非日常空間に身を置くことによりとても和んだ状態でおいしいコーヒーをいただくことができます。
この看板がなければ喫茶店だとは全然わかりません、実際入るのに少しためらいました。


薪ストーブや当時の電話がそのまま残されており、歴史的な価値も高いと思われる。


アンティークなレトロ調家具が好きな人は一日ここにいても楽しめると思います。なんだか非常にノスタルジックな感じで妙に落ち着きます。


あくまで喫茶店なのでちゃんとコーヒーを注文しました、私にしては大奮発の「ブルーマウンテン」を注文。ウマイ!
我々の他にもツーリング中の人や地元の人が何人か来ており、しばし談笑したあと店内を見て回りました。
店のおばちゃんが、ここがまだ現役の小学校だった頃の卒業アルバムを見せてくれましたが、昭和初期の頃は着物が多かったのに対し、戦後、徐々に洋服に変わっていくのがよくわかりました。昭和30年を過ぎると着物を来ている子供はいませんでした。



青の洞門

信号の左側に注目。通常はあり得ない看板が確認できる。
「一方通行の為3分間お待ちください」とある。

一体この洞門に何があるのかと思うかもしれませんが、ここには昔から伝わる伝説があります。

昔々、一人の仙人がこの地に・・・
私の文章よりも下の写真を見ていただいた方がいいと思うのでご覧ください。

というわけでこの青の洞門は大昔に人力で掘られたという由緒ある洞門なのです。
洞門と言うのはいわゆるトンネルの事です。洞門→隧道→トンネルです、今はあまり隧道という呼び名を使われることは少なくなったと思う。


実は車で通る道は禅海和尚が彫った部分と異なるという説もある。となれば近くに本物の手彫りの通路があるはずだ!と森の中へ探索に向かった。この時すでに時刻は19時を回っていた。

10分後

既に陽が落ちて暗くなっており、視界が利かないのと蜘蛛の巣と小バエのトリプルパンチにより断念せざる負えなくなった。

後日、調べてみると徒歩用のトンネルが和尚の掘ったものだと分かった。
また大分に行くことがあれば今度こそ通ってみたいと思います。

→ というわけで2012年5月、再訪しました。
私が以前探していた和尚の手彫り隧道は見当違いの方向を探していたようで、実際には洞内分岐の形で簡単に入ることができました。
対岸の車道から見ると車道意外に不自然な穴があるのが分かり、あっさりと見つかりました。あの時は暗くてわかりませんでしたが、洞内に入っていればすぐに分かっていた。


洞内に歩いて入るとすぐにこの看板に当たる。車で通り過ぎるとわかりにくいが、すぐ近くに手彫り隧道あとは残されていたのだ。


対岸の道路が見えます。川が結構広くて深いので、あまり身を乗り出すと軽い恐怖を覚えます。
手彫り隧道はノミの跡が残っており、苦労して掘り抜いた痕跡が残ってます。



基本的に大分県は田舎である。と言ったら怒られてしまいそうだが内陸部は左の写真のような山道が多く、快適なドライブができる。
また、普段見慣れない店も発見した。紳士服のコナカではなく紳士服のフタタである。これって関東にはありませんよね?
右の写真は見づらいかもしれませんがエブリワンというコンビニが映っている。鹿児島出身の後輩に聞いたところエブリワンは九州ではポピュラーなコンビニだという。ちなみに鹿児島県にはセブンイレブンが1つも無いらしい。これには驚いた。

↑平成23年3月にセブンイレブンは鹿児島に初出店しました!
ちなみに「エブリワン」は89店もあるらしい・・・・


あまり下調べをしていない大分の旅。
左の写真は悲劇の瞬間であり、右に車道が見えるが私の通っている道は旧道のようだ。この先現道と合流かと思いきや唐突に車輪止めが現れ激狭道をバックすることになった。
「通行止め」とかの看板を置いておいてほしいもんだ(-_-;)

写真はジョイフルの看板。このファミレスもまた九州にやたら多いレストランである。調べてみたところ大分県に本社があり、九州を中心に西日本に勢力を伸ばしている。関東にも多少存在するが我が神奈川県には存在しない。
私はこのジョイフルに3回ほどお世話になっている。なぜかというと、貧乏旅行には優しい低価格!
ジョイフルは他店を圧倒する価格設定なのだ。ガストや夢庵など恐るるに足りない。低価格レストランの代表格、「サイゼリア」にも十分対抗できる値段なのだ。1000円払えば満腹すぎるほどだ ( ^^) _旦~~


九四フェリー



四国から九州へ、九州から四国へ渡る際によく使うのがコレ。と言っても2回しか利用したことがありません。でもこの航路はありがたい。四国から九州に行く場合、このフェリーが無ければ相当回り道をしてお金と時間をかけて九州を渡ることになる。
何年か前には大分県にはホバークラフトが民営で営業されていた。現在では廃止されてしまったようだが海上を時速80キロで駆け抜ける勇姿を見てみたかった。


愛車ヴォクシーを載せて四国にわたると8570円でした。1時間ちょっとで着くのでちょっと仮眠したりして過ごします。


こんな感じの船で特に変わった点はありません、よくあるフェリーです。ただ、佐賀関の港にはご覧のようにクラゲが大量発生してました。

フェリーに入って出ていくところを並べてみました。入って停めるときかなり隙間なく駐車しなくてはいけないのでペーパードライバーさんは大変かもしれません(^^ゞ


船内では皆思い思いの方法で時を過ごします。船に乗ると目的地に着くまでの間の気怠い時間が何とも言えない。これもまた旅情を感じます。






東洋のナイアガラ「原尻の滝」



大分市から1時間ちょっとで行けるこの滝は、東洋のナイアガラとも言われ大分の自然系観光地としては耶馬渓とともに人気を二分している。


横幅が広いということで確かに本家のナイアガラに見えないこともない。
しかもこの日はたまたま水量が少なかったようです、いつもならもっと全体的に水が流れているシーンが拝めるようですがちょっと残念。

滝の周りは普通の田園地帯が広がっている。そして滝の上流は右の写真のようになっております。もともと川幅が広いようです。

滝つぼのギリギリまで入っていけるので死なない程度に近寄るといい写真が撮れる。右の写真はそうやって撮影した写真です、水量が多い時はこの写真は撮れないと思います。

しかしあまり近づきすぎると相当怖いです。滝つぼの向こう側には結構人もいるのであまり大人げないことも控えた方がよさそう。

あまりに綺麗な写真だったのでいろいろと大ゴマを使ってしまいました。
この時の旅でここに来ることは分かってましたが天気がとにかく心配でした、晴れないとこうゆう写真は撮れないし当然やり直しは利かないので・・・・

滝からつり橋への遊歩道沿いにこんな看板を見つけました。普通の米かと思ったら麦なんですね、全然分かりませんでした。農業的な知識はあまりありません(-_-;)

この原尻の滝は一周出来るようになってます。このつり橋を渡れば駐車場の方へ戻れますがご覧の通りすれ違えるような幅がありません。結構華奢な橋なのであまり観光客が多いとなんとなく落ちそうで不安になります。

つり橋から河原に降りて撮影した写真です。



南由布駅

温泉に行く前に途中でいい雰囲気の駅があったので寄って行くことにしました。


この駅をいつも利用している人にとっては「?」と思うかもしれませんが私にとってはこうゆうのも「非日常」なのです(^_^;)


湯布院の駅の方は多少渋滞しましたがここまで来るともう車もまばらです。


日本じゃないような広大な草原の中を進みます。


新日本三景「耶馬渓」

ここは北海道の大沼公園・静岡の三保の松原と共に新日本三景に指定された耶馬渓です。
日本三景が天橋立・松島・厳島神社と「水」に関係する所ばかりだったのに対し新日本三景は公園・海岸線・渓谷とバラエティー豊かになりました。

こんなに綺麗でこんなに迫力のある耶馬渓なのに全然人がいません。なぜ!?ゴールデンウィークなのに!?

せっかく来たので記念撮影をして戻りました。途中殆ど人には会いませんでしたが猫はたくさんいました。
未だになぜ人がいなかったのか分かりません。↑この駐車場を見ても異常さが分かっていただけると思う。
せっかくの新日本三景ですがこのままだと認定解除されてしまうのでは・・・・


お次は熊本編です、お楽しみに〜