Travel MakerSNOW REVIEW

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八甲田 本州で最強の積雪量を誇り、バックカントリーが楽しめる貴重なスキー場です。


公式ホームページ:http://www.hakkoda-ropeway.jp/lnks/ski/skiarea.html
所在地青森県青森市大字荒川字寒水沢1−12  東北自動車道の青森インターから18キロ、車で約30分。
駐車場350台収容可能でいつでも無料です、350台ってかなり少ない気がしますが私が行った時は別段混雑はしてません
でした。利用者はそんなに多くないのかもしれません。 結構横長な駐車場です。
営業時間9:00〜16:00  ナイターはありません、気象条件がものすごく厳しいところなので天候によって営業時間が変わるこ
ともあります。営業期間は12月上旬からゴールデンウィークくらいです。 ですが、所によっては8月までサマースキ
ーを楽しめたりします。
八甲田ロープウェーは一年を通して営業しており、春〜秋は15/20分間隔。冬の間は10分間隔で運行してます。
料金ここはちょっと複雑な料金形態です。1日リフト券は平日土日大人子供を問わず3000円でリフト券4時間券が2500
円。ただしリフト券とはゲレンデ下部の八甲田ペアという短いリフトの事なのでロープウェーとは別ということになる。
八甲田ロープウェーに関しては、大人片道1150円となります。5回券と言うのが4900円で販売されてますが1日に
5回も滑るとかなりクタクタです。1回あたりのボリュームが結構凄いのでみんな3回くらいが多いんじゃないかと思い
ます。
データゲレンデトップの標高は1324m、麓は658mなので標高差666mです。
最大斜度は30度で最長滑走距離は5000メートル、スキーヤーとボーダーの比率は半々くらいです。意外なことに
ボーダーが多いのが驚きです。
コース数5、リフト数3、2009年度シーズンの来場者は約10万人
コメントここは一見規模が小さいように見えるかもしれませんが何通りもの楽しみ方が出来ます。
それはこのスキー場全体でバックカントリーが楽しめるようになっているためであり、自然のままの人の手が入ってい
ないコースはまさにアドベンチャーである。山形の蔵王みたいな樹氷もあるし津軽半島や北海道までも見渡せる抜群
の眺望。そして混雑しないということもあって私はこのスキー場を非常に高く評価したい。
ここで一つ注意点、フォレストCコースの最後の当たりはかっそうしてロープウェー駅まで行くことはできません、最後
の方は少しハイクする必要があるので体力を残しておかないとマズイです。フォレストCコースは最初の部分はかなり
の急傾斜があったり登りがあったりで自然の厳しさを思い知らされる。決して初心者の方は近寄ってはいけない。
通常のコースの他にも山頂から各方面に向かうツアーコースなども存在し届け出が必要なコースもある。
通信簿アクセス:7点 眺望:8点 コースバリエーション:7点 各種設備:5点 楽しさ:8点 全体規模:8点 総合評価:7点


スキー場に向かう道で既にゲレンデのような世界です。超極寒なので関東や信州のスキー場と同じような感覚で来ると痛い目に遭うと思う。最大級の防寒対策で臨みたい。

私がここに行ったのは2009年1月11日。厳冬期の八甲田は神奈川という温暖の地に住む私にとって最初は恐怖すら感じた。

お昼の11時でマイナス13度です、夜は何度まで下がるんでしょう? モンスタートゥリーと呼ばれる樹氷も見事な景観です。
山形蔵王の樹氷よりこちらはどちらかと言うと吹雪で雪が付着してそのまま雪の重さで倒されそうになっているように見える。



これが八甲田スキー場のコースの写真です。
どこがコースなの?って言われそうですがこの林の中を自分の判断で抜けていく感じです。
たまに木に目印があったり旗が立ってたりするのでそれを頼りに大まかなコースは決まっている。決してコースを外れて森の奥深くに入ってまいけません。

圧雪など当然されてませんので、自然の地形に合わせて雪面が変化します。後半は斜面が緩いので最初だけ耐え抜けばあとは快適な林間クルージングが楽しめます。

ちなみにこのスキー場は小学生以下はリフト券やロープウェーが無料となります。ロープウェーが無料だからと言ってフォレストコースやダイレクトコースに連れて行くと大変かもしれません・・・・


10月中旬には毎年初雪の便りが届き、1〜2月には樹氷の観光目的でロープウェーに乗る方も見られます。ロープウェーの往復料金は1800円になります。


この八甲田はれっきとした火山です、周辺には酸ヶ湯温泉をはじめ様々な温泉がある。
そしてこの山は明治35年に歩兵第五連隊が雪中行軍の演習中に記録的な寒波に襲われて210名
中199名が遭難する事件が発生した。この事件に関しては映画化されるほど有名な話となっており、
実際に私がスキー場に行った際にはロープウェーの駅の待合室でこの映画が上映されていた。
これから八甲田の頂上駅に行くというのに待合室でこの映画を見て気が引き締まりました。嫌と言う
ほど八甲田の恐ろしさをアピールしているようにも感じられました。
後日家に帰ってきて
「八甲田雪中行軍遭難事件」について調べてみるとその壮絶さに恐ろし
い気分になりました。
この事件について詳しく知りたい方は下記のリンクへどうぞ。(リンク先はウィキペディアです、左の写
真もウィキペディアより引用させていただきました)


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B2%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B8%AD%E8%A1%
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E8%BB%8D%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6