Travel Maker    全国温泉周遊記

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群馬県吾妻郡嬬恋村 万座温泉 豊国館
公式ホームページ:http://www.houkokukan.com/1298527065812/


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施設データ
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401  TEL:0279-97-2525
風呂:内湯男女各1 女性専用露天風呂1 混浴露天風呂1 料金:500円 
定休日:年中無休 営業時間:8:00〜18:00 駐車場:40台程度(無料)

温泉データ
酸性-含硫黄-ナトリウム-硫酸泉・塩化物泉 源泉温度:70℃ 成分総計:1.63g/kg
湯量:120L/分 pH:2.3 清掃周期:週1回 源泉までの距離:数百メートル 
源泉所在:自家源泉 性状:乳白色・強酸味・ゆで卵臭(硫化水素臭)
加温:なし  加水:なし 源泉かけ流し 

個人的評価(10点満点)
秘湯度:7 珍しさ:7 アクセス:3 サービス:5 満足度:7 総合:6

万座ハイウェイ上にあるが、草津側から訪問すれば万座ハイウェイの料金を払う必要はない。
ただ、志賀草津道路は冬季閉鎖となるので11月〜4月末くらいは雪に閉ざされてしまう関係でやはり万座ハイウェイを使うしかない。ちなみに万座スキー場の隣という立地である。


そんな場所柄、入り口を入ると広大なドライエリアとなっていて、冬季はスキー客の板やブーツを乾かす役割を担っている。
個人的には右の写真にあるような年代物のポスターが面白かった。



館内は昭和の雰囲気満載で、どこか温かみのある造り。


脱衣所も洗い場もご覧のとおり、すべて木製。
これにはちゃんと理由があり、強酸性の温泉であるため、周囲にある金属製のものはすべて錆びついてしまうからである。
これは湯布院にある塚原温泉も同じ理由で極力鉄製品を置かないようにしているのと同じ。
考えてみると強酸性の温泉地はみなそうである気がする。
草津温泉は強酸性だが一大観光地として例外であるから除外するが、湯布院や
秋田の玉川温泉は木製の造りとなっている。


内湯の様子はこのようになっている。乳白色が乳頭温泉を彷彿とさせる。


露天風呂は10人ほど入れる混浴タイプである。
湯温は少し高めだが、露天の場合は半身湯から出て涼めばまた入れる。
ただ、気を付けなくてはいけないのが外気の気温である。


ここは標高が2000メートル近くである関係で、外気温が低く、ゴールデンウィークであるというのに外気温はマイナスだった。
湯音は43度くらいだと思うので外気の気温と50度くらいの差がある。湯冷めには十分注意したい(露天風呂から出たら内湯にもう一度使って体を温めてから出るといい。

日本一の高所にあるという万座温泉。真冬にあえて来てみるのも「ネタ」として面白いかもしれない。


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