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縄県(前編)



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沖縄県は本島のみの紹介となります。
この県に関しては隅々まで訪れることは実質的に不可能なので(一般人が入れない島もある)とりあえず本島は詳細にレポートできればと思います。
私が渡り歩いたのは左の地図の青い部分のみで、本当北部の田舎部分に関してはあまり詳しく回ってません。


人口は約140万人、最寒月平均気温が18度以上なのでケッペンの気候区分では「熱帯」に属する(そうでないところもある)



沖縄へはいつもと違い飛行機で向かいます。飛行機か船でしかいけませんが船の場合は何十時間もかかるためあまり現実的ではない。


那覇市内の街並みです。何だかいろんな風景が混在している感じです。
トロピカルな一面もあれば交通渋滞もある。右の写真はなかなか味のある光景だと思うがどうだろうか?



嘉手納(かでな)


それと、沖縄を語る上ではやはりアメリカとの絡みは無視できない。県内のいたるところに米軍施設を見ることができ、米国人向けの店もあるし、左の写真のように価格表記も「ドル」だったりする。
また、この巨大なハンバーガーもいかにもアメリカ人向けなサイズである。ここは嘉手納基地の近くにある「道の駅 かでな」ですが、ここの展望台からは基地内の戦闘機を見渡すことができます。なんか韓国と違って米軍はオープンな印象を受ける。

左のパンの画像にマウスカーソルを合わせると・・・

ご覧のように米軍施設内が丸見えです。格納庫にある戦闘機や輸送機なんかも肉眼で見ることができる。
ちなみにこの展望台には「いかにも」といった戦闘機マニアやカメラマンの方たちの姿が多かった。何百万もしそうな超望遠のカメラなどを調整している姿は本気の入れ込みようだ。マネできない。


ちなみにここで見ることができる戦闘機の模型が展示されていた。上の写真はほんの一例であり、驚いたのは最新鋭のF-22ラプターなんかも見ることができるらしい。当然だが、有事の際は極東の平和を守るためにここから出撃することもある。


それにしても暑い。沖縄って南国だし暑いのは分かってたけどこんなに暑いとは・・・
都会と違ってあまり高いビルもなく遮蔽物もないため日差しがモロに当たるためだろうか?それとも島ゆえの湿気の高さが影響してるのだろうか?


空が青い。今まで見たどんな空よりもだ。
ただ、この異様に青い空は熱射病の危険が孕む危険な青空でもある。でもこのサトウキビ畑に続くこの景色はなんだか気に入った。


残波岬(ざんばみさき)


ここは旅行のガイドブックなどにも載っている著名な観光スポットです。
この日は平日だったためさほど車はいなかったが左の写真の駐車場の広さを考えると休日の賑わいが想像できる。
ちなみにここも炎天下の中、徒歩で岬を巡るという過酷なものであった。


本当に綺麗な青空は海のブルーと同じくらい濃い。同じ海でもウチの近所の湘南のビーチとはかなり違う。


基本的に浅いところになるほど濃いブルーから薄いブルーへと変わっていく。波打ち際や浅瀬が綺麗なのはこのためである。
左の写真を撮ったとき、釣り人のオジサンがかなり際どい場所で釣りをしていた。本当に釣り人の勇気には恐れ入る。
私も負けじと崖を少し降りて断崖を撮影。


これが主役の残波岬灯台です。この灯台は200円を払うことで上まで登ることができます。当然登ります。
そこで得た次の2枚の写真はベストピクチャーになりうる二枚です。ハッキリ言ってこんな写真はなかなか撮れない。


こうゆう写真はなかなか撮れないことはよく分かっている。
私のカメラは一眼レフでもなんでもない普通のコンパクトデジカメです。起動の速さと耐衝撃、防水3m、HD動画撮影可能というスペックが気に入って購入したがなかなか綺麗な写真を撮るのが苦手な機種でもある。そんなカメラでもここまで撮れるということは被写体が素晴らしいからに他ならない。


灯台は上に登るまでに相当な体力を使う。それゆえ喉も乾き冷たいものが欲しくなる。
駐車場脇にはそんな我々を迎えるかのようにブルーシールのアイスが売っていた。
ブルーシールとはもともと米軍施設で働く従業員向けに販売されていたもので1948年にうるま市で誕生した。
その後、一般人も食べられるようになり現在では沖縄県ではポピュラーなアイス屋さんとなっている。いわゆるアイス屋さんのブランド名のことである。


駐車場にはなぜかニワトリが放し飼いになっており、遠くからでも鳴き声がよく聞こえた。
右の写真は今回のレンタカーです。ダイハツのムーブという軽自動車であり、一日レンタルでなんと3000円。しかもガソリン満タン貸しで返す時に満タンにして返さなくてもいいという大盤振る舞いである。ハッキリ言って日帰りの沖縄観光なら軽自動車で十分である。



万座毛(まんざもう)


ここも超有名な観光スポットです。ここを訪れたとき、なぜか中国人の観光客も多かった。
あまり知られていない話ですが、中国は沖縄を「日本の領土」として認めてません。
沖縄(琉球王国)日本と中国の文化が混じった土地柄であり、独特の文化が根付いていった土地であり、中国が漁船を仕向けたりして問題になっているがあちらにはあちらの正義というものがあるかもしれない。


近くに「ミニ万座毛」っぽい景色があった。規模は小さいが、地元のワルガキが写真中央の部分を「度胸試し」とかでわたっているかもしれない、などと連想していたらとびっきりの景色に巡り会った。


これはほぼ同じ場所から撮った写真ですが撮るタイミングにだいぶ印象が変わります。波の状態や日照、雲の位置などで変わってくるようです。

コカ・コーラのさんぴん茶 120円
サントリーのさんぴん茶 110円
ダイドーさんぴん茶 100円
その三種の茶が一列に並んでいた。価格競争だろうか?私は100円のお茶を選定した。



古宇利島(こうりじま)

ここは事前情報を得てはいたものの、実際に現地に赴いてそのあまりのキレイさに驚愕した。
正確には古宇利島というよりかはそこに至る約2キロの橋のことを言う。この橋は2005年に開通して以来、絶景ドライブスポットとして多くのメディアに紹介されてきた。ここは通行料無料の橋としては日本一の長さを誇る!

まっすぐ続く道を島へ向かって一直線に下るとそこに古宇利大橋はある。


なんだか何往復もしたくなるそんな道です。天候にも恵まれて最高のシチュエーションです。


長大橋の勇姿は下からも拝むことが出来、島に渡る手前のところに駐車場がある。
そこから海岸に降りることができ、そこには見事な光景が拡がっていた。海と空という自然の造形物を一直線に穿つ古宇利大橋はどこから見てもとても絵になる。


橋を渡ると古宇利島に入る。この島は一周しても3〜4キロ位の小さい島なので、試しに一周してみました。
と、その前に事前に調べておいた「しらさ」にて昼食を喰らう。この辺はウニが特産品のようでウニ丼を提供する店が目立つ。
たぶんこの島は2005年に橋がかかる前にはあまり店はなかったんではないだろうか?こうやって我々がこの島に来ることができるのも橋が出来たからであって橋がなければ誰もこの島には来ないと思う。


この橋は島に対して少しオーバースペックな気がするが、なぜこの橋に巨額の予算を費やして橋をかけたのであろうか?
実需の真意は謎のままだが、この橋は「そこにあるだけで」立派な観光名所となり、古宇利島にとっては外貨を取り込める重要な建造物であることは間違いない。


辺戸岬(へどみさき)


沖縄本島最北端の地です。沖縄観光をする人もここまでくる人はそうそういないと思います。


なんせ空港から車でここまでくるのに3時間くらいかかるので、ここは割愛する人も多いと思う。


ここも残波岬や万座毛と同じく奇岩景勝地である。最果ての地なので見渡す限り330度海です、那覇から離れるにつれて海の透明度が上がっている気がする。


そしてこれはあまり辺戸岬とは関係ないかもしれないが、ご当地ヒーローもののドリンクを見つけたので一本買ってみた。
「マブヤー」という沖縄のヒーロは聞いたことがなかった。今までも群馬の「グンマン」や秋田の「ネイガー」など、地産地消のヒーローは多かったが、なんだか全国的にブームが広まっているような気がする。


沖縄本島北部はなかなか味のある道路や地名が多い。右の写真は津波という地名だが、読み方は「つは」と読む。


那覇への帰り道は沖縄自動車道を使用した。惜しくも先月(2011年6月)で無料化社会実験は終わってしまったがこの道路を通ることはそうそうないと思うのでせっかくだから全線走破してみた。


那覇の夜


那覇は沖縄県の県庁所在地であり、県内では最も賑わう場所の一つ。
沖縄には「ゆいレール」という鉄道が走っており、那覇市内での市民の足として、また観光客の足として活躍している。
市内のバスも分かりやすく運行されており、右の写真のようにバスのデザインが独特だが観光の足としては問題ない。

この日は居酒屋にて夕食。せっかくなので島唄ライブが楽しめる居酒屋を探していると・・・・

案外国際通りには島唄ライブを日常的にやってる店が多い。
写真の女性は「コジャコ」という沖縄民謡を中心に活躍する若手アーティストであり、内地での実績も多い。
目の前に座っていたため、迫力のライブを楽しむことができた。最後にコジャコさんからホームページの案内のハガキを貰い店を後にした。
cojacoさんのホームページはコチラ↓結構精力的にライブ活動を行なっているようです。
http://cojaco.miikaji.com/


沖縄編は写真の量が膨大になるため前編・中編・後編に分けてあります。
沖縄県(中編):マリンスポーツ(ダイビングとシュノーケリング)とレンタルバイクによる本島南部探索

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