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神奈川県



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自分の地元です、気合を入れていこうと思います。今回は写真も多めでレポします!


花菜ガーデン


かなガーデン読み、またの名を神奈川県立花と緑のふれあいセンターとも言う。
平塚市にありますが家のため、なにかと家族・親戚で来ることが多い場所です。
園内は季節に応じた花々の展示や散策路、子供が自由に動き回れる広い芝生やアグリ(農業)体験をする場所もある。
基本的には9時〜17時で冬季のみ16時で閉園します。
5/9〜5/31はピークシーズンでバラが見頃な為、大人は880円。そのほかにレギュラーシーズン520円、スローシーズン220円と、行くタイミングによって入場料が異なるところも珍しい。


また、不定期だが上の写真のようにイベントが開催されることも多く、この時もちょうど鉢に絵を描けるイベントがあったので参加してみた。確か300円だったか。
園内を時計回りに進んでいくとキッズファームや田んぼや畑もあり、どこか懐かしい風景に出会うことも出来ます。
ただ、ここは真夏の暑い日に来ると日射病になりかねないので注意が必要です。基本的にはずっと屋外で、たまに休憩所がある程度なので炎天下の中歩き回るのに抵抗がある人は夏場はお勧めしません。
また、右の写真は園内にあるミニ図書館の神奈川県史からの抜粋であるが、県営の施設ということもありなかなか香ばしい私好みの書籍も多かった。
私の場合、花よりもこっちのほうが楽しい(笑)
写真にある丹沢スキー場が気になる方はこちらのページに詳細な記事を載せております。


こどもの国


県内ではわりと有名なレジャースポットで大都市横浜の長津田にある。
都会にあるが広大な敷地面積を誇り、丸一日いても飽きない(子供は特に)
遊ぶ場所が昔に比べて限られてきており、自由に外で遊べなくなっている現代においては貴重な場所であるともいえる。


ただ、この場所がもともと日本軍の最大規模の弾薬貯蔵施設だったという歴史は興味深い。
終戦後に米軍に接収されたが、その後国営経営を経て1981年に民営化されている。
この事実は園内の至る所にある看板にも図示されており、一部の大人にとっても楽しめる場所かもしれない。
戦争の苦い思い出の場所に造られたこどもの国であるが、その昔、国家総動員法によりこの地は強制的に国から買収されて弾薬庫としての利用が始まった。
当時の面影は園内の随所で見ることができ、子供の遊具に混じって左の写真のような重苦しい雰囲気の弾薬庫が口を開けているのはなんだかミスマッチ感がすごい。
国策による園地化というのも、この100ヘクタールもの強制買収の償いと取れる。

ちなみに土日はものすごく混雑し、特に周辺の道路はものすごいことになる。
なるべく公共交通機関を利用することをお勧めします。


湘南平


近隣の小学校の遠足ではおなじみであろう、湘南平。
本来は高麗山公園という名ですが、地元の人は単に湘南平ということがほとんど。
海から近い割には標高181メートルもあるので、この丘陵のおかげで気軽に絶景が楽しめる。
車で簡単に来れますが遊歩道も整備されているので、軽登山目的の中高年やファミリーも多く、桜の季節などは大渋滞することでも有名。

もう一つ有名なのが「湘南平の南京錠」です。
一度でも行ったことがある人は「ああ、あれか」と思うだろうが、調べてみるとこうゆうことをやるようになったのはこの湘南平が発端なのだとか。
ちなみに湘南平の南京錠というのは、上の写真のテレビ塔の金網に恋人と自分の名前を書いて施錠すると恋が成就するというもの。
これを見ている人の中にも鍵を付けたことがある人がいるんじゃないかと思う。淡い思い出を回顧する方も多いのではないでしょうか。
この行為を平塚市は黙認しており特に禁止をしている様子はない。むしろこの場所が南京錠で有名になっていることを逆手にとっているようにも思える。
現在は県内では湘南平と江ノ島が南京錠スポットとして著名な場所になっている。
ただ、テレビ塔の腐食防止と塗装のため、定期的に南京錠を切断して回収・処分している。
そのため、結果的には南京錠を付けたカップルは別れてしまうというジンクスもあるようです。


1941年には高射砲陣地が造られ、B29に向けて砲撃を試みたが届かなかったという実話がある。
今は憩いの場として整備されているが、この場所は太平洋戦争中にアメリカ軍の爆撃対象となり、火の海になったという記録が残っている。
現在も僅かに当時の陣営の跡地が残っているが、それを知るものはおそらく極わずかかと思われる。
戦後はしばらく廃墟状態であったが、1957年に神奈川中央交通によって自然公園へと生まれ変わった。テレビ塔とレストハウスもちょうどこのころに建造された。

ちなみにこの場所はちょうど市境となっており、平塚市と大磯町で共同管理されている。
夜景がすばらしく、花火などを見るのにも適しており、無料なので当然のように週末の夜は若いカップルのデートコースとなっている。
また、神奈川の公園50選に選定されている。




二宮町吾妻山


ここは車でも電車でも来ることができる神奈川の中でもポピュラーな観光地です。
一応「山」ということですが、ご覧のようにベビーカーを押して山頂まで行けます(ただし、入り口によっては階段があるので調べてから行ってください)
私が登ったルートは駅側ではない、西友側のほうです。全体的に緩やかな登りですが、急傾斜の部分は滑り止めの路盤になっているので安心です。


山頂からはご覧のような景色が楽しめます。
左から、南(相模湾) 西(富士山) 北(丹沢)の遠望です。


小田原の市街地も見渡せますが、2月の15時ということで西日があたってうまく写真が撮れませんでした。
それでも山頂は広々としていてとても心地よい場所です、本来であれば菜の花が有名な観光スポットですが、さすがにこの日は雪のせいで倒れてしまってました。


この場所は、午前中に来たほうが小田原市街や富士山が逆光にならずに綺麗な写真が撮れるかと思います。


箱根


箱根と言ったら誰もが効いたことがある著名な観光地。
神奈川県が誇る見どころいっぱいのエリアだと思います。ただ、私は箱根に積極的に行くとこはあまりなく、いつも週末は渋滞しているイメージがあります。
でも箱根が混むのにはちゃんと理由がある。
 
箱根が混む理由

1・各種高速道路がつながっており、マイカーでも行きやすい。有料道路も豊富。
  箱根周辺にはいろいろな高速道路・有料道路が存在する。箱根新道・ターンパイク・東名高速道路・第二東名・芦ノ湖スカイライン・箱根スカイライン・小田原  厚木道路・西湘バイパス・真鶴道路・熱海ビーチライン・伊豆スカイライン・湯河原パークウェイなどざっとあげただけで12個もあった。
  都心からは東名と小田厚でアクセスもいいし、湘南地域からは西湘バイパスで来れる。そして西側からでも御殿場ICを利用することにより混まずにアクセスでき    る。マイカーで行く場合はいちばん混むのが箱根湯本〜宮ノ下だと思います、時間と目的地を考えて行動すれば渋滞を回避できます。これができれば玄人。

2・各種鉄道網が充実しており、フリーパスなどのお得なきっぷも多い。
  マイカーもいいが、箱根は鉄道でも楽しめる。鉄道というか「公共交通機関」と言ったほうがいいかもしれない。さて、ここでまた羅列してみようかと思う。
  箱根周辺の鉄道網は小田急線・東海道線・大雄山線・東海道新幹線・箱根登山鉄道・強羅ケーブルカー・箱根ロープウェー・駒ヶ岳ロープウェー・そして湖上  には各種遊覧船、モーターボートやスワンボート・手漕ぎボートもある。さらにバスはかなりの頻度で運行されており、不便は全く感じない。
  新宿から特急ロマンスカー1本で箱根に来れるというのも人が集まる要因の一つ。

3・見どころが多く、TVなどでも頻繁に紹介される。
  箱根という場所は歴史・温泉・眺望など、あらゆる要素が含まれており、それに伴い別荘や会社の保養所なども多い。
  修学旅行や社員旅行でも人気のスポットとなっており、個人だけではなく法人利用も多い。また、都心から近い自然あふれる場所ということもあり、避暑地として  の利用や風景カメラマンからも好まれる。

4・親子何代にもわたって愛されている観光地。
  江戸時代から関所や宿場町としてにぎわっており、年配の観光客も多い。私もそうだが、子供の頃に連れられてきて、大人になって再発見するようなこともある。
  特に都心の人は箱根に来た思い出がどこかに残っており、自分が子供時代に親に連れて行ってもらった人は自分の子供も連れていくような不思議な魅力があ  る。近いから気軽に週末に来れるのも一因かもしれない。


箱根湯本エリア

箱根湯本の駅前です。小田急線の終着駅で、ここから先は箱根登山鉄道にバトンタッチとなる。
箱根登山鉄道は今流行のゆるキャラとして「登山鉄道君(のぼりやまてつみちくん)」というマスコットキャラクターがいる。ネーミングセンスがすばらしいと思った。


駅前には500メートルくらいにわたってお土産屋さんがぎっしりと並ぶ。早川沿いも観光客で賑わっており、さすが箱根の玄関口といったところ。
ちなみに箱根はアニメ:エヴァンゲリオンの舞台になっているようでファンの喜びそうな店もあった。


宮ノ下・強羅エリア

宮ノ下は交通の要衝であり、国道一号線と138号線の分岐があるのも「宮ノ下交差点」となる。
この辺りもかなり渋滞する場所で、道幅が狭いうえ、徒歩の観光客が車道を歩くこともあるので車の流れも悪くなる。
また、バス停も多く、その割にバスを追い抜けないような狭く見通しの悪い道が続く。


宮ノ下の最大の見どころとしては「富士屋ホテル」は欠かせない。ここは創業135年明治11年創業の老舗旅館であり、外国人観光客も多く、昭和天皇のご用達の宿であったようです。


富士屋ホテルは別に泊まったわけではありませんが、見学ということで中に入らせてもらえました。高すぎて宿泊できない・・・・


ちょうどこの日は結婚式がありました、格式高いホテルなので結構人気があるようです。


ホテル内には資料館もあり、富士屋ホテルの歴史を見ることができます。皇族が宿泊した際の食器なども展示されてました。


当時使われていたタイプライターや昔のレジ、ポスターなどもありました。タイプライターをよく見ると今と変わらないキーボード配置になっています。


ロビーもご覧のとおりの高級感。そしてフカフカのソファーにて休憩中の私。レストランもあり、メニューを確認したところとんでもない価格だったので驚愕した。
このあとも見学しただけで一銭も払わずにトイレだけ借りて富士屋ホテルを後にしました(笑)


箱根彫刻の森美術館

今回は車を使わず鉄道で!
実はここに行くのは10年ぶりくらいなので、どう変わってるのか気になっていた。
小田急線に乗って箱根湯本駅まで移動し、そこからは箱根登山線で強羅駅まで移動。
実は強羅駅のひとつ前に「彫刻の森駅」がありますが、せっかくなので箱根登山線を最後まで乗ってみたいというのもあった。
登山鉄道から見える紅葉は見事なものです。
ちなみに強羅駅はパスモが使えます。終着駅を堪能した後は鉄道に乗らずに徒歩で美術館まで移動。
大人1600円(高い!)を払って園内へ。私が入るといきなり小雨が降ってきた(-_-メ)
入口のエスカレーターを降りるといきなり座禅をした3体の人形が目の前に現れた。すぐに私も座禅を組み4体目へ。
もう少し小さい体だったらピッタリなのに。
目玉焼きを模したベンチもあった。

いろいろと見て回ったがなかなか新鮮な印象。


ここは標高が高いので夏の避暑地替わりに来たりするといいかもです。冬の寒い時期はお勧めしません(屋外が多いので)



仙石原エリア


比較的箱根の中でも空いていてオシャレなイメージのあるエリアです。仙石原は箱根湯本から登ってくるよりも御殿場インターから20分くらいで来れるので御殿場からのアクセスがおススメです。
上の写真は仙石原の代名詞であるススキの草原。秋にはここはススキが一面に広がる雄大な景色を楽しむことができます。
遊歩道が整備されていてちゃんと散策できるようになっている。


仙石原には千石ラスクという特産品がある。草原の近くにこれを販売している店があり、2階で食べることもできる。まさにオシャレなひとときです。

星の王子様ミュージアム


星の王子様という絵本をご存じだろうか。名前くらいは聞いたことある人も多いと思いますが、私もあまり詳しくは最近まで知りませんでした。
フランスの飛行機乗りが書いた絵本のようですが、その内容や作者の人生を綴った博物館のような場所です。


作者であるサン・テグジュペリをイメージして作られた庭園。特に劇中で語られるバラが綺麗に見えた。ピンク色のバラは珍しい気がする。


これらは物語の中で語られる登場人物です。左から「王様」「実業家」「点灯師」「地図職人」。


箱根ガラスの森美術館


ここも星の王子様ミュージアムと並び人気スポットの一つ。その名の通り、多数のガラス細工が展示されているのが特徴です。


電飾のイルミネーションに見えますがこれらはすべてガラス細工の集まりです。電気とかではなく、すべてガラスです。
このガラスが風で揺れると、角度によっては太陽光を反射してキラキラ光り、それがまた本当のイルミネーションのように見えます。


建物の中からですがパノラマ写真を撮ってみました。


芸術品の数々。機械では作れない繊細な作業が必要とされる作品たちです。


色とりどりのガラス細工。今までたいしてこうゆうのもに興味がなかったが、これらのすべての作品は機械によるものではなく、一つ一つ職人によるもの。
ディティールのこだわりを感じることができ、人の工夫と努力が作り上げる芸術作品のことがちょっとだけわかるようになった。


ある意味こうゆう体験も非日常だと思います。


芦ノ湖エリア

芦ノ湖周辺には観光地が山ほどあり、週末は人や車でごった返している。
   と思われるかもしれないが、実はそうではない。芦ノ湖は南北に長いが、西側海岸はほとんど人跡未踏の地であり、観光地も道もない。

箱根園

箱根園は芦ノ湖の湖畔にある一大レジャー施設。ここはどちらかというとファミリー向け・カップル向けな感じのレジャースポットです。


敷地内は広々としてますがその中に水族館、動物ふれあい館、土産屋、レストランなどが犇めいている。
ここから芦ノ湖の遊覧船やモーターボート、スワンボート(足こぎボート)などに乗ることも可能です。


その中でも水族館は圧巻です。別途料金が必要ですがここは是非立ち寄ってもらいたい。


海水館と淡水館に分かれてますが、海水館のほうは巨大な水槽が建物の中心にあり、ぐるぐるとその周りを下りながらだんだん深いところを見られるようになります。


沈没船が飾られていたりと、細かい演出が見事。




多種多様な水生生物たちが展示されており、なかなか興味深い。


7月の3連休で訪問しましたが思ったより混んでなくて拍子抜けしました。おそらく箱根には魅力的な観光地が多数あるため、観光客が分散するのかもしれません。


水の後は陸ということで今度は動物に触れあえる建物にやってきました。カウンターでヘラクレスオオカブトが迎えてくれました(世界一大きなカブトムシ)
入場するなりアルパカに噛まれる私(写真中央)


犬とウサギと巨大ウサギ。
右の写真のウサギはフレミッシュジャイアントというウサギで、まったく可愛くない顔をしてました。


小動物はやっぱりかわいい。このコーナーでは10分くらい子供に混じってナデナデしてました(^_^;)


あまり人気のない動物たち3種。カピバラのタソガレ具合がいい。


その次ぐらいに人気がなかった動物たち。左の写真は置物ではありません。このイグアナは皮膚が硬くて頑丈そうな感じでした。
中央はビルマニシキヘビ。私が沖縄で首に巻いた蛇と同じです。


犬は安定した人気があるようですが私は猫のほうが好き。この犬コーナーの隣に猫のコーナーもあったので思う存分癒されてきました。


箱根駒ヶ岳
なんとなく気に入っている一枚。
廃道への入り口です。

2005年まではこの先に箱根駒ヶ岳ケーブルカーの山麓駅があり、駒ヶ岳スノーランドなどのレジャー施設もありました。
現在このあたりには有毒ガスが発生しているようですが、ケーブルカーが廃業になった背景にそれが関係あるのかはよくわかりません、昭和38年ごろが最盛期で年間110万人もの人が利用していたようです。
ただ、その後駒ヶ岳山頂にあったスケート場の廃止、ミニゲレンデの廃止などが相次ぎ、それが廃業の流れに繋がったのだと思います。


47年間の長きにわたり観光客に愛されたケーブルカーです。
左の写真の道も、当時はいろいろな人がこれから乗るケーブルカーにワクワクしながら通った道になります。
廃業の悲しさ、使われなくなった道が自然に還っていく虚しさ。
廃道を語るうえではその道が使われていた歴史を知ることも重要です。
↑画像にマウスカーソルを充てると写真が変化します。

私がまだ子供の頃、箱根の駒ヶ岳でソリ滑りを楽しんだのをよく覚えている。
でもスケート場なんかあっただろうか?
たぶんそのころにはもう無かったのかもしれませんが、山頂にスケート場というのがどうにもアンバランスで不自然な組み合わせのような気がしました。
気になってしょうがなかったのでちょっと山頂まで行ってきましたが・・・・

どうやら本当にあったっぽい




↑たぶんこれがスケート場の跡地なんでしょう。明らかに不自然。
ここは駒ヶ岳の山頂であり、車など登ってこれないのに不自然な駐車場のような砂利敷になってます。
山頂一帯がスノーランドとして使われていたのがよくわかる。スケート場も同じ場所にあったのだ。


↑私が幼いころ、ソリ滑りを楽しんだ場所はおそらくここだと思う。奥に見えるのは箱根駒ヶ岳ロープウェーで、これを利用すれば芦ノ湖畔の箱根園に行ける。
それと右の写真。これはなんでしょう?「スノーランド」が存在していた時代の遺構でしょうか?



↑西                                                     ↑北


↑東                                                     ↑南

箱根園からロープウェーに乗って山頂まで来ましたが、ケーブルカーの山頂駅と、廃線跡がどうやっても見つけられなかった。
遺構が残っていれば! と思って期待してたのに残念。どうやら早々に撤去されてしまったようです。廃業からもう8年も経ってるからしょうがないか・・・・
ただ、これらはごく最近に撤去された可能性が高い。

まずは下の画像を見てほしい。


通行止めゲートがある道路は右下の道路であるがこれはまあいい。
問題はスケート場跡地だ。上の写真は2013年版のゼンリン提供の地図であり、誰でもグーグルマップなどで閲覧することができる。
しかし2013年の地図だというのに上の写真にはスケート場跡地が半円形のように描かれている。少なくとも2013年の7/14に私が訪れた際はこんな形にはなっていない。


ご覧のとおり、ほぼ真四角な形の砂利の広場になっている。確かに真新しい感じはするので、これはつい最近作られたものであると分かる。

もう少し訪れるのが早ければいろいろな遺構が見れたのかもしれません。
ただ、1960年〜1985年まで、1周400メートルものスケートリンクがあったというのが未だに信じられませんが、複数のサイトで確認したところこれは事実らしい。


当時の様子は西部グループによって販売されている絵葉書により知ることができます。
今の駒ヶ岳の表情からは微塵たりとも想像できないような絵葉書の光景に、時代の変遷による風化を感じずにはいられなかった。栄枯盛衰です。
箱根における観光開発の2台巨頭、西武グループと小田急グループ。
現状だと西武グループは小田急グループに完全に呑み込まれてしまっているように思えます。


松田山

毎年桜の季節になると脚光を浴びる観光地で、シーズン中は大渋滞するため酒匂川の河川敷に車を止めてシャトルバスで行くことをお勧めしたい。
片道450円ですが、無理やりマイカーで行こうとすると駐車場に入れるまで時間がかかるのでケチらずに是非バスで。


眺望は抜群であり、菜の花や桜が綺麗で気軽に高原気分を味わえます。菜の花の近くによると花の匂いがすごい。


たくさんの屋台があり、お祭りのような雰囲気です。また、子供に大人気のSLもありますが、ロマンスカーを象ったミニ鉄道もあります。この鉄道は実は楽に山の上まで登っていける便利な鉄道です。鉄橋やスイッチバックまであってまさに登山鉄道を体現しています。
巨大な滑り台もあって本当に子供が喜びそうな場所でした。



植物園のようなエリアもあり、ここから公園の外に出ることもできます。


帰りは徒歩で酒匂川河川敷駐車場に戻りました。たぶん3キロくらいの道のりだと思います。かなりの急坂を下り、東名を潜るとだんだん散歩ロードっぽくなる。

猿回し動画
やがてJR松田駅に着きますが、たまたま猿回しをやっていたのでしばし鑑賞。なかなか迫力あります、身長の倍くらいの高さのバーを飛んだりできるのがすごい。
動画も載せてみたのでよかったらどうぞ(^O^)/


JR松田駅です、駅の中に入ったのはものすごく久しぶりです。JRですがスイカもパスモも使えません。


JR御殿場線松田駅付近及び車両の写真。かつての栄華を極めた東海道線だったころの面影は複線時代の路盤の広さ以外には微塵も感じられない。
小田急線に「新松田駅」という駅もありますが、それは小田急ができる前にすでにJR東海道線(御殿場線ではない)の「松田駅」が先に存在していたからという理由があります。
実は小田急線の秦野駅も昭和62年までは「大秦野駅」という駅名でした。それは小田急が開通する昭和2年より前に湘南軌道が秦野二宮間を走っており、すでに「秦野駅」が使われていたからに他ならない。駅名の変遷を知ることでその地域の今昔を知ることにもなります。
JR松田駅の近くのほうが新松田駅に比べて昭和の香りがするのも納得です。

箱根の山にトンネルが貫通し、熱海経由で沼津まで鉄路がつながると、この路線は東海道線から御殿場線へと名を変え、複線から単線に降格した


小田原城と城址公園



小田原市には戦国時代に関東の雄として名を馳せた北条家の居城「小田原城」が残る。
小田原は城下町で大昔から栄えてきた土地であり、横浜や川崎よりも大きな街でした。
その昔は、東海道を通り箱根の関所を越えて辿り着いた旅人はこの城下町で休憩していたこと思われます。
現在は小田原城址公園といって動物園と遊園地が併設される市内の人気スポット。
動物園は昔から無料で利用でき、遊園地も非常に安く利用できるようになっている。

上の写真は象の「梅子」がいたところです。
「いた」というのは数年前に他界してしまった為だ。何十年も子供達に人気だった「梅子」。
主無き今も当時の人気を象徴するかのように居場所はそのままになっている。



小田原城天守閣からの眺めです。北は足柄平野で田園地帯が広がり東は東海道が伸びる西湘地区。南は湯河原・伊豆へと続く難所であり容易に敵の侵入を許さない。そして西には箱根の関所。城を築くには最適な立地なのかもしれない。

←料金表に注目
これが小田原城址公園の遊園地の一角。人間の気配が無く寂しい感じだがちゃんと係員が常駐しておりなによりこの料金設定がものすごく強気である↑
私自身も子供の頃は祖母に連れて行ってもらった思い出が忘れなれない・・・・・


江ノ島・鎌倉エリア


江ノ島と言えばコレでしょう!!
しかもこの旧型の車両が味があって大好きです。江ノ電は何種類もの車両が走っており、海沿いを走っていると思ったら家と家の間をすり抜けるように走ったり、
いきなり路面電車になったりと様々な顔を見せてくれます。
国道134号線の渋滞を尻目に駆け抜けていく江ノ電はとてもかっこよく思えます。
ちなみにどこの駅か忘れましたが、江ノ電限定プリクラが置いてあったのを覚えてます。


鎌倉へも江ノ電で一本。
江ノ島は車でも電車でもアクセスがいいので天気のいい日はぜひ行ってみてください。
ちなみに江ノ島にある洞窟は富士の風穴と地下でつながっているという都市伝説もあります。


江ノ島水族館(通称:えのすい)
2004年の4月に「新江ノ島水族館」としてリニューアルオープンした大規模な水族館ですが、これは実は1952年にオープンした「江ノ島水族館」の実質的な後継施設である。

特に目を引くのがこの「相模湾大水槽」である。
写真を見る限りでもその規模がお分かりいただけると思うが、実際に目で見ると迫力に圧倒されます。


まだ出来て間もないので、展示施設自体が新しく、先鋭的な展示方法だと素人ながらに感じました。


展示内容の豊富さもさることながら、イベントが目白押しで、イルカショーも私が行ったときは一日に何度もやっているようでした。
江ノ島自体が著名な観光スポットですが、江ノ島に来ることがあればこちらも是非押さえておきたいスポットだと思います。



横浜エリア



続いて横浜中華街です、ここも超有名な観光スポットです、おいしい中華料理はもちろん。お土産や中国ならではの怪しいショップなどもたくさんあって一日いても飽きません。




横浜駅周辺は山下公園や赤レンガ倉庫などの見所がいっぱいです。

カップヌードルミュージアム

中華街から根岸線で桜木町に移動し、徒歩でワールドポーターズ横の「カップヌードルミュージアム」というところにやってきました。
ここは数年前に安藤百福さんの死を追悼して建てられた記念館で、日本が世界に誇る「インスタントラーメン」ができるまでを知ることができます。

1958年から続くインスタントラーメン及びカップラーメンが羅列されており、80年代に入ると自分も見たことがあるパッケージが出てきます。

←この方が安藤百福です(マウスカーソルをあわせると画像が変化します)

館内にはカップラーメンの歴史を知ることができる年表がある。
戦後の食糧難の時代に安藤百福氏がお湯を入れるだけで食べることができるラーメンの開発をするきっかけの部分、爆発的なヒットとなり、ドンブリもハシもない海外で受け入れてもらうために開発したカップに入ったインスタントラーメンの開発秘話(いわゆるカップヌードル)など興味深いストーリーが時系列で展示されております。
晩年は宇宙でもカップラーメンを食べられるように配慮した製品づくりも行なっていたようで、最後に安藤百福氏の死の場面はちょっとウルっと来てしまいました。
ここは500円の入場料がかかりますがまだ行ったことのない人は是非おすすめしたい観光スポットです。

  
また、このミュージアムでは世界中の麺類を食べることができるフロアもあり、ほんの少しづつですが7種類くらいの麺を食べることができます。
この日私が食べたのは上の写真の左から、
「インドネシアのミーゴレン」 甘辛い焼きそばです。これは結構美味しかった。
「カザフスタンのラグマン」 ビーフシチューの中にソフト麺を入れたような味で、あまり相性が良くない感じを受けました。
「マレーシアのラクサ」 カレー風味でココナッツミルクで味を整えてある「これぞまさしく東南アジア」といった味です。結構好きかも。

他にもイタリアのパスタや韓国の冷麺、ベトナムのフォーやタイのトムヤムクン、中国のラーメンなどがあり、とても全部食べる余裕はありませんでした。


海老名 喰の道場

土曜の仕事の後に海老名にある「喰の道場」というところに行ってきました。
ここはビナウォークからすぐ近くにあって、いろいろなジャンルの店が入っている総合居酒屋のような雰囲気です。店が何店舗か入ってますが支払いは最後に一括なのでラクです。

普通の居酒屋から寿司屋、韓国料理、タイ料理、イタリアンから中華までバリエーションが豊富です。それぞれの店のカウンターでじっくり食べることもできますが真ん中のテーブルに座ってウェイターにいろいろな店舗の料理を注文することも可能です。
ちなみに私は珍しくマッコリを飲みましたが意外といけました。何度かアルコールで倒れたことがあり、あまり周りの人も私に酒をすすめることはありませんがこれでも酒に強くなるようにコツコツと努力してるんですよ( ^ω^)
右の看板に深い意味はありません、店内に写真があったので気になってましたが・・・・


寒川神社
いつだったか忘れましたが寒川神社に行ってきました。

とっくに三が日はすぎてましたがそれでも結構な人がいました。駐車場には著作権が気になる顔出しパネルがあり、記念に一枚。素人っぽい未完成さがGOOD。


参拝をしたあと、絵馬を書いておみくじを引く。そして買い食いをして終わりです。
初めてきましたがなんだか観光地のような様相でした。

服部牧場
ではここからは動物の写真を載せていきます。左の猫にマウスカーソルを持っていくと大きくなります。
魔女の宅急便に出てくる「キキ」のようです

ここは愛川町にある「服部牧場」です。アットホームな雰囲気で動物の種類の多さは無料なのにすごい数です。



ご家族で・カップルで・友人同士で来てみては?
http://kanagawa-hattoribokujou.com/



松田町の寄(ヤドロギまたはヤドリキと読みます)

ここは無数のキャンプ場があり、無料で楽しむ方はどんどん上流に追いやられます。
右の写真は山北にある夕日の滝。このページの上の方で紹介した金時山の麓にある滝です、結構有名らしいのだがいつ行っても近くが工事中で近寄れない・・・・




かなり上流の方まで行けば完全に人がいなくなります。そうなると人目を気にせずになんでもできる!!30過ぎても童心に返って思いっきり遊んでみると素直に楽しいものです(笑)

そして廃墟を発見して潜入してみました・・・・・



場面は変わりますが「廃」繋がりで御殿場線の廃線跡をご紹介したいと思います



JR御殿場線  神奈川県 山北町

山北駅と谷峨駅の間です
御殿場線は全線に渡り廃線の跡を残している。
というのも御殿場線は今でこそ御殿場線と言う名前ですが、その昔は「東海道本線」として君臨していた時代もあった。
しかも昔は単線ではなく複線だった事実も調べていくうちに発覚した。

左の写真は国道246号線の旧道です。今の246号線は10年程前に新ルートが掘削されて高速道路のような速度で車が流れるようになった。私が免許取りたての頃は246号線の県境越えというと結構おっかない場所だったと記憶している。
このような急峻な土地に線路を(しかも複線)を敷設した当時の土木工の執念を考えるとアツくなる。ちなみに御殿場線の開業はなんと明治22年で、その2年後には複線化工事も完了している。
元々複線だったので単線ながら不自然に軌道敷きが広い。実際に山北駅には複線時代に使われていたホームの跡が残っており、実際にこの日に私は自分の目で確かめてきた。写真を撮らなかったことが悔やまれるがここはウチから1時間以内に来れるので再訪の機会はいくらでもある。



旧線の存在が分かりやすく残っている部分があったので載せてみました。左の写真の奥が現役で使われている線路で手前が使われ無くなった複線跡。そして丁度この左の写真から左を向くと右の写真のトンネルとなる。右の写真はマウスカーソルを合わせると画角が変わるようになっている。この隧道は明治時代に掘削されたものですが、国鉄の幹線だったため、おそらく何度か補修工事を受けていると思われる。
この日は雪も降っておりかなり寒かったので、また今度暖かい時期に再訪しようと思います。家の近くにこんな遺構があるとは思いませんでした。





丹沢湖周辺


所変わってここは同じく山北町の丹沢湖の三保ダムである。
1978年に竣工したロックフィル形式のダムであり、玄倉川・世附川・中川川を堰き止めて出来たダム。
周辺は観光地化されており中川温泉等の温泉地もあって比較的都心からも近いため人の姿は多い。

園内は整備されており晴れていれば気持ちよさそう

橋あり謎のトンネルあり、川に消える道ありでなかなか面白い観光スポットです。この日は雨のせいで我々の他誰一人いませんでした。


上の写真は3つともマウスカーソルを合わせると画像が変化します。
左の写真はこの三保ダムを1/50のサイズにした模型です。真ん中の写真は見れば見るほど恐ろしい光景。実際にここに行ってみないと分かりずらいと思いますがこんなところに落ちたら絶対に生還の道はない。右の写真は何となく撮っただけ。



丹沢湖を抜けてさらに北上すると「中川のほうきスギ」と呼ばれる巨木がたっている。

ただ、でかい木があるだけといえばその通りですが、なんとなく神聖なものを感じます。これがパワースポットなんでしょうか?



そのすぐ近くに「廃そば屋」があったので撮影してみた。なんだか味のある風景。万が一これでも営業していたとしたらかなり失礼な紹介だと思うがそれは無いだろう。







たまには雨の中、新緑を味わう小旅行というのもオツなものです。
特にこの山北町の丹沢湖北側はこれ以上道はどこにも通じていないのである。



上の地図を見ていただければ分かる通り、丹沢湖より上には黄色い県道が続いているものの山梨県側には通じていない。
地図を拡大すると白い色の道が描かれているが、これは犬越路といって一般車は通年通行止めの林道です。
この林道をちゃんと整備して道志村まで道をつなげればかなりイイことづくめな気がします・・・

 ・国道246号線の慢性的な渋滞緩和
 ・山北町の観光収入の増加
 ・甲州街道及び中央自動車道の渋滞緩和
 ・御殿場及び山中湖周辺の渋滞緩和
 ・その他諸々

いろいろな利便性と経済効果が期待できる妄想であることは間違いない。
ただし、それは人間にとっての一方的な意見であり、この沿線に棲む動物たちにはいい迷惑かもしれない。



実際に、先ほどの「中川のほうきスギ」から帰る途中、猿の群れに遭遇した。
野生の猿を見るのは別に珍しいことではないが、この場所が幹線道路になってしまったとしたら彼らの姿も消えることになるだろう。

環境破壊・動物愛護と人間の利便性追求は相反する。
それがツケとなって帰ってくるのは何十年先か分からないが、実は道を作るという行為はある意味それほど環境破壊にはなっていないのかもしれない。その理由を説明しよう。
道路は日々作られており、新しく線形改良等で道が出来ると旧道となった道は再利用されるかそもまま廃道になってしまうかどちらかである。一度作られた道が廃道になるとき、わざわざ解体して整地することはまず無い。
ただ、廃道となった道は数年もするとアスファルトに堆積した土から植生が始まり、あっという間に藪の生い茂る道に生まれ変わってしまう。人の管理が行き届かない道は数十年でほぼ完全に自然に帰る。

だからといって道路整備による環境破壊を推進するわけではないが、効率的な線形改良や道路の延伸は渋滞の緩和や排気ガスの抑制にもつながり、場合によっては環境保全にもつながると思う。





相模川の中流・上流や酒匂川など、河原でバーベキューできるスポットも多い、水も綺麗!


震生湖

我が町「秦野」にある地震で生まれた日本一新しい自然湖にやってきました。
紅葉の撮影に来ましたが、さすがに日曜日は人が多いです。

ここは釣り人がたくさんいてヘラブナがよく釣れるようです。紅葉は少し時期が遅かったのか、あまりいい写真は取れませんでした。
この湖は震生湖といい、関東大震災の時に沢が土砂で埋め立てられて出来た湖です。昔はここは深い谷だったようですが今では上の写真のように綺麗な観光地になってます。
簡単に1周出来るので気軽に自然を満喫したい方にお勧めです。



神奈川の写真もネタも無限に出てきそうなくらいたくさんありますが偏ってしまいそうなのでここまでとします(キリがないので・・・・また内容増やすカモです)



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