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雲取山







標高:2017メートル  所在地:東京都/埼玉県/山梨県境 登山適期:4月上旬〜12月中旬 日帰り不可 最寄駅:奥多摩駅  登山レベル:6









今回は野郎3人での一泊登山。2004年6月19日の暑い一日から始まった。






6月だというのにかなり暑く、どんどん体力を奪われる。






登山道はご覧の通りきれいに整備されており、さすが東京の山という感じ。


東京の山というか実際には東京都・山梨県・埼玉県の3県にまたがる県境の山である。






この山はかなり歩行時間が長い山であり、上りだけで7時間くらいかかった気がする。


道草とか撮影とか童心に帰った野郎3人が思い思いに振舞うので遅いのも当然かも。






↑山頂には山小屋があるが、最後の最後に急な上り坂がある。下から見上げるとスキー場の上級コースのコブ斜面のように見える。






山頂に着くと景色を楽しむ間もなく霧が山を覆い始めた。我々は達成感を堪能する間もなく山小屋へ入った。


山小屋といっても管理人がいるわけでもなく、売店もトイレもない。






早い者勝ちで空いてるところに勝手に寝袋を敷いて寝るだけの山小屋です。


こうゆうところでは大抵誰かと仲良くなる。富士山の時はカナダ人と仲良くなって一緒に下山したこともある。






明け方、山小屋の外に出ると幻想的な富士を見ることができた。山頂で迎える朝は最高で、こんなに不便なところなのに最高の贅沢をしているような気がする。






山頂からはいろいろな「空の色」が楽しめた。






多少時間をおいて撮影しただけでこれほどの種類の写真が撮れる。なんだか全然別の日に撮ったみたいな写真だ。






地図で見るとわかるが、この雲取山はかなり山深い。車で山頂の近くまで行ってサッと登るという姑息な手段は使えない。


おとなしく1泊2日登山をするしかないのだ。






山にはあらゆる危険が伴う。上の3枚の写真は山における危険なシーンを撮ったもの。


左の写真に映っているのは鹿ですが、草食動物の鹿も、不用意に近づくと角で攻撃してきます(襲われた経験あり)


真ん中の写真は崖崩れや土砂の崩落で歩道が脆くなっている状態です。こうゆう場合は谷側には近づかず、山側を歩く。


右の写真は登山道から外れて地形図を頼りにして道なき道を歩く愚行。何かあっても誰も助けに来てくれません。




ここは都心からも近く、奥多摩駅からタクシーやバスで登山口に行くこともできる。




ちょっと普段より「濃い」登山をしたくなったときはいいかもしれません(´∀`*)




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